僕らは何者でもないのさ

多すぎ大人の選択肢

『LION ライオン 25年目のただいま』が思ったより良くて、思ってもないところで残念だった


『LION/ライオン ~25年目のただいま~』予告編

今年の前半は、それはもう「ヒューマンドラマもの洋画スタンプラリー」と言ってもいいほど見るべき(感じの)映画がいっぱいですよね。

『LA LA LAND』にはじまり、

『ムーンライト』

『LION/ライオン 〜25年目のただいま〜』

マンチェスター・バイ・ザ・シーと4作品すべてアカデミー作品賞のノミネート。

そして、どの予告編を見ていても伝わってくるセンス感ですよ。

え、なに?『たかが世界の終わり』もあるだろって?知らねえなぁ!あんな顔ドアップで意味わかんねえ駄作、単館上映しかない作品だから!

と、言う冗談は置いといて。

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『LA LA LAND』ってハッピーエンドでしたよね?

なんていうか…。トレンドから遅すぎますね。

まあエンドに関わる話だから、あえてみんなが見たぐらいにしたわけですよ(震え声)

ラ・ラ・ランド-オリジナル・サウンドトラック

ラ・ラ・ランド-オリジナル・サウンドトラック

 

 

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たまには肩肘張ってアイドルソングを

僕のしょうもなくて、大したことのないアイドル遍歴を晒すと、始まりはSKE48からだった。

でも、いつからかユニゾンが聞けなくなった。というか、もともとユニゾンのない、もしくは少ない曲が好みだったのだ。それがSKEの選抜メンバーが増えるにあたって反比例でユニゾンは増えていく。


2010/11/17 on sale 4th.Single「1!2!3!4! ヨロシク!」Music Video

このころはW松井をはじめとして、上位メンバーと下位メンバーとでソロパートの差が。そのおかげで不平等だけど曲には個性があった。


だから、SKE48は聞かなくなった。

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『カルテット』の「嘘」でも耐えられた吉岡里帆、まだまだ耐えられない相楽樹

昨晩に終わりを迎えた、秘密と嘘と謎と行間の四重奏ドラマ『カルテット』。 

このドラマで、いやこの1月-3月期の間で最も株を上げたのは間違いなく、 

吉岡里帆だ。 

 

では、この間にいちばん損をしたのは誰かというと、相楽樹である。 

 

カルテット1

カルテット1

 

 

吉岡里帆相楽樹、似た境遇のふたり。

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Perfumeが「TOKYO GIRL」を名乗った日

Perfumeは広島からやってきた。全員が広島県出身、アクターズスクール広島に通っていた女の子3人が集まったアイドル、それがPerfumeだ。

最初はパッとしなかったが、プロデュースに中田ヤスタカを迎えてからは、けっして派手ではない女の子たちがサイボーグのごとく歌い、踊り、そして音楽が止まれば普通の女の子たちより何倍も女の子らしい姿に戻る、というギャップで虜にしてきたのだ。

彼女たちの転機は3回ある。

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アナログは死なない

これは完全な私論のひとり言になるが、

アナログは死なない。なぜなら、僕たちだってアナログだからだ。

とりあえずは2045年までは死なないんじゃないの、と思う。

そもそもデジタルってなんだ、と考えたときこれは「無限」のことだと思う。「無限」のスペース、「無限」の可能性。このブログだって、僕が書こうと思えばいくらでも書ける(はてなの設定がどうかは置いといて)。僕自身でいくらでもデザインを施せる。

昔は、これがすごいことだと思っていた。でも、いま思うと良いことでもあるし悪いことでもあると思えてきた。

 

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